小さな少女は歌って踊るのが大好きでした。

毎日歌って踊って，周りが笑顔になるのを見て自分も笑顔になって，幸せだらけでした。

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7年前，「アイドルになりたい」という夢を叶えるために大きな一歩を踏み出しました。

夢を叶えた少女の目にうつる景色はとても輝いて見えました。

 

そこでたくさんの愛を受け取って少女は大人になるのが怖くなりました。

みんなに突き放された時に少女は何もできなくなるんじゃないかって怖くなりました。

だから，少女は全てを切って一人で歩んで見ようとしました。

でも，一人の世界はとても真っ暗で分岐点が多く，とても歩ける状態じゃありませんでした。

 

その時昔憧れていた「アイドル」が道を優しく照らしてくれました。

 

アイドルが大好きな子達が集まり，アイドルの話題で話が盛り上がり，

アイドルのコピーダンスを披露することによって少女のやりたいことが見つかりました。

 

いつのまにか少女の周りには，

たくさんの人で溢れる世界が広がっていたのでした。

少女の人生においてアイドルという存在が必要不可欠だったのです。

 

そこで少女は思いました。

自分も人を助けられる存在になれたら。

 

少女は七年前に持っていた「アイドルになりたい」という夢を追いかけ始めたのでした。